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民主党のオバマ候補が、米大統領選挙の同党候補者に選出されました。
ハワイに生まれ、育ち、当地の名門校を卒業した同氏は、当然のことながら当地での 人気は高く、バリーの愛称で呼ばれていた同氏は、今や当地では誇りを込めて 「我らが息子(Our son)。」と呼ばれることもあります。 私は次の点から同氏に注目しています。 1.黒人の血を引く、混血であること。同氏は黒人と言われれいますが、正しくは 黒人の父と、白人の母の間に生まれた混血です。多民族が共存し、異人種間の結婚は 日常茶飯事のハワイ、そして、混血児(ハパ=Hapaと呼ばれます)は当たり前のハワイ。 でも決してはハパは、特に黒人の血を引くそれは、今までの米国の標準からすれば 本流ではありませんでした。 2.当地の名門校(プナホー校)の出身であること。このハワイ屈指の 名門私立一貫校で教育を受けた同氏が、大統領候補まで来た、これはこの教育の 成果と言えると思います。 3.ハワイ生まれ、育ちであること。ハワイは決して米国の州の中で、「名門」州では ありません。むしろ、辺境の州なんですね。 要は、米国の辺境の地で生まれた黒人の血をひくハパの同氏、この地では一流校を 出ているけれど、今までの米国の尺度から計ると多くのハンディキャップを背負った 同氏が、二大政党の一つの大統領候補に選ばれた。凄いことです。 大きく変わるアメリカの歴史の1ページを見ている実感を感じます。
ニューヨークタイムスがハワイの不動産市況の現況をまとめた記事を掲載しました。
非常によくまとまっている記事ですので、下掲の通り全訳を掲載致します。 2007年12月7日 ニューヨークタイムズ記事 ハワイの超高級住宅物件の売れ行きは特に好調 アリソン シェーファー記者 (石原全訳) 米国本土の多くの地域で不動産売買の不調が続く中、海外からの活発な引き合いがハワイの高級不動産市場を活気づけており、前年同期比で増加となり、更に 需要増を見込んだ開発が加速している。 最近売却されたカハラ地区(ホノルル郊外の最高級住宅地)の$11.25百万ドル (石原注:約12億円、107円=US$1)の新築豪邸の取引は、そのよい実例である。 確かに、ホノルルの超高級不動産市場は活況に沸いている。これは、昨年10月に成約した$15.9 百万ドル(石原注:約17億円)の超高級住宅物件の売買に次ぐ ものである。 ハワイは長らく全世界から注目を集めて来ており、海外からの不動産投資資金は 順調に流入し、開発業者は更に新規物件を建設中である。更に、米国ドルの海外通貨に対する下落が、海外からの資金流入に拍車をかけているとホノルルで不動産業を経営するエボノ氏は述べている。 エボノ氏は更に、「ハワイは、裕福さと言う観点から、米国西海岸地域のモナコのような場所であり、今年の海外からの不動産投資資金の流入は史上最大規模の額となる見込み。」と述べている。 海外からの不動産資金流入は、1960年代のカナダからに始まり、1970年代のサウジアラビア、1980年代後半の日本と続いて来た。この時代の海外からハワイへの 巨額な不動産投機は住宅バブルを惹き起こし大きな問題となった。カナダと日本の資金は現在でも流入を続けており、それに加えてより巨額の資金が、日本以外の環太平洋諸国(韓国、中国など)、そして欧州から、ハワイの不動産目当てに 流入していると、ホノルル現地の専門家は云う。 現在、オアフ島の不動産成約件数は、前年に比べて10%ほど落ち込んではいるが、超高級住宅市場は、2007年第3四半期の数字で見ると、対前年比で14% 増となっている。2007年1-10月の10ケ月間で、百万ドル(石原注:1億 700万円)を超える住宅の販売は497件で、2006年の同期でそれは460件であったので約8%の増加となっている。 ハワイの住宅市場の好調さを裏付けるのは、これだけではない。2006年11月には 建設予定のワイキキのトランプ インターナショナル ホテル&タワーはわずか8時間で700百万ドル(石原注;742億円)を売り上げると云う驚異的な 販売を行った。この売却に関わった不動産業者のロウベリーさんは云う、「ハワイは当社にとり、海外からの不動産投資資金流入と云う意味から最良の市場の一つです。」と述べている。このプロジェクトでは、販売はホノルルと東京の両方で同時に行われ、余りに売れ行きが良いので、当のトランプ氏でさえ危うく買い 損ねるところだったと、トランプ氏自身の投資の手助けをする同氏の娘さんの イバンカさんは証言する。さらに彼女は、このプロジェクトでは、40%が ハワイとアジアから、残りが全世界からの買い手さんだったと語る。これは 米国ドルの海外通貨に対する価値の下落が更なる海外からの不動産投資を誘引しており、特に直近2-3ケ月にその傾向が顕著であると、ホノルルの大手不動産会社幹部のイシイ氏は語る。 数ケ月前に起こった、米国ドルの日本円に対する価値下落以降、日本からの不動産投資資金のハワイへの流入が顕著だと、ホノルルの日系不動産会社のサチハワイ社のサチ社長は述べている。サチ社長は、更にその資金は高級住宅市場に向かったと述べ、為替のお陰で5%も安く買えたのですからとも述べた。 同様に従来より多くのカナダ人投資家もハワイの不動産に向かっており、過去 20年で対米ドルレートで最強となったカナダドルの威力にものを言わせている。 以前なら、米ドルで百万ドルの物件を買うためには、1.6百万カナダドルを 払わねばならなかったが、今やそれもカナダドルでも百万ドルで買える様になった。直近の6-8週間の米ドルとカナダドルの為替レートの変動が、多額の カナダからの不動産資金流入を招いていると云う。 カナダ西部のアルバータ州とブリティシュコロンビア州からの投資資金が、先月は大量にハワイ不動産市場に流れ込み、カウアイ島の計画中の物件を購入していると云う。更に、そのカナダからの資金を含む海外からの資金はマウイ島で計画中で来年販売予定のリッツカールトン高級コンドに向かうと思われるという。 ヨーロッパからの投資資金も同様の状況にある。欧州通貨ユーロの価値上昇、 そしてハワイへの航空機便が増加し至便となったことにより、多くのヨーロッパ の人々がハワイの住宅購入を考えるようになったとマウイ島、そしてハワイ島 (ビッグアイランド)の不動産業者は語る。これらの業者に所属するヨーロッパ 各国語に精通するセールスマン達は、ヨーロッパへの一層の売り込みに傾注していると云う。「最近のユーロ高のお陰で、ヨーロッパの人たちは国外に不動産を買うことを考えるようになったわ。」ドイツに生まれ、祖国、およびギリシャ、 トルコでハワイの不動産販売に従事するスパーさんは語る。彼女はヨーロッパの 投資会社もハワイの不動産投資に向かっていると語る。 更に、近い将来に予定される海外旅行の規制緩和、銀行の海外送金手数料安は 韓国、中国からの資金をハワイの不動産市場に向かわせることになろうとハワイ 観光局のウイナート氏は語る。 2008年中か、遅くとも2009年の最初の四半期までに米国は韓国からの観光客に対する入国ビザを廃止する予定とのことで、この処置がこれまでにはない多くの 韓国からの観光客をハワイに向けることになると予測される。中国に対しても 同様で、米国入国の手続きを簡素化することにより中国からも多くの観光客を 迎えることになり、これらが観光客増加に加えハワイへの流入投資資金の飛躍 的な増加となることは間違いないとハワイ州のウイナート氏は語る。 中国、韓国の力強い経済成長は、これらの国から海外への送金規制緩和と相まって、これらの国の投資資金が海外へ向かうことは間違いないと金融関係者は語る。 ただ、専門家はハワイの高級不動産市場の好調は、それら米国ドルの弱体化、各国からの海外旅行規制の緩和、送金規制緩和だけでは説明がつかないと語る。 前述のカハラの過去最高額の$15.9 百万ドルの超高級住宅物件を購入したのは、米国の証券会社の東京支店の幹部だった米国人夫妻で、多くのアジアに勤務した経験を持つ米国人がハワイに家を買い求めている。 それは何を物語るのか。それは、ハワイが安全な地域であること、空気も水も きれいであり、公害も少ないことが多くの人たちを惹きつけていると専門家は語る。 前述のエビノ氏も同じ意見だ。このようなハワイの魅力に取り付かれた人達からの需要がハワイの不動産物件への投資を活発化し、高級物件開発を促進している とも同氏は語る。 前述の$11.25百万ドルの新築豪邸(オアフ島の史上第二位の高額物件)を買ったのは日本人だったとエビノ氏は語る。更に同氏はダイアモンドヘッド周辺の $11.1百万ドル(同第三位)の超高級物件も販売したと言う。 「他に不動産販売が好調な地域はあると思うけれど、ハワイは特別なんです。 カンボジアで楽しい休暇を過ごしたとしても、老後に住みたいと思いますか? ハワイはその逆で、休暇をここで過ごした人の多くが、老後はここに住みたいと 思う地なんです。」エビノ氏は最後に付け加えた。 以上 < 前のページ次のページ >
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